紅白般若の◯◯してこい!①「あの村」にいって鳥の丸焼きを体験してこい!
紅白般若の◯◯してこい! 2017.02.22みなさん、こんにちは。
BLY PROJECT 2017年「最も路頭に迷いそうな男ランキングNo.1」の般若REDです。
みなさん、こんにちは。
BLY PROJECT 2017年「最も彼女を作って結婚しないと減俸すると圧力を受ける男No.1」の般若WHITEです。
角がないです。
お面を支給された翌週には、将来への希望と共に角もロストしました。
今あるのは将来への不安だけです。
今回はカメラ担当として般若REDに同行します。
という訳で、始まりました!
BLY BLOG新シリーズ「紅白般若の◯◯してこい!」。
突然ですが皆さん、「鉄腕DASH」観ていますか?
見てなくても別にいいですけど、できれば観てください。
嵐より、SMAPより、普通にTOKIOが好きな般若REDです。
馬鹿デカい竹トンボ作ったり、村とか島とか、あれ超楽しそうじゃないですか?
特にDASH村とか、“あー、俺もこういうことしてみたいなぁ”とか思いませんか?
でも、みんな実際にはやらないじゃないですか。
いや、できないじゃないですか。
多分理由は色々あるとは思うんですけど、正直仕事辞めてあれやるにはリスクがありすぎるし、そもそも田舎の土地とはいえそんなお金ないし、みたいなことだと思うんですよ。
でも、やりたい。
そんな人のために、今日は「リアルDASH村」をテーマにしたプロジェクトに参加しに来ました。
もちろん、デビルメガネの命令です。
ある昼下がり、突然紅白の般若面を手にまさに悪魔の如き目をしながら、
「今週の土曜、ちょっと研修行ってきて」
のたった一言で、紅白般若は土曜の朝一に川崎駅に集合することになりました。(朝9時)
ということで、東京から約2時間、千葉県の鴨川市というところに、自分たちで村を作ろうというプロジェクト「あの村」(https://anomura.jp/)の体験ツアーに参加します。
こちら村長こと、主催者の堀元さん。
せっかくなので、川崎駅から鴨川市の「あの村」に着くまで、移動中の車の中でプロジェクトについて色々聞いておきました。
般若RED:このプロジェクトってどういう経緯で始まったんですか?
堀元:元々、DASH村的なものをやりたいとは思ってたんですよ、モノづくりって超楽しいじゃないですか?
般若RED:一応リアルDASH村を謳っているような企画って他にもありますよね?
堀元:そういうのとは全然違います!あの村は行けば分かりますけど、本当に何にもないんですよ。いわゆる農業体験だとかDIY体験をするんじゃなくて、ここで何をするかから考えるところが醍醐味なんですよ。
般若RED:じゃあ、例えば僕が焼き物したいっていったら?
堀元:ぜひやって下さい!ただ、窯をつくるところからですけど。
まじか!? 太一君がやってたやつだ!
ていうかマジでそこからなのか。
って、ん?何もない?
何もNothing!?
般若RED:ちなみに念のための確認なんですけど、何もないってどれくらい何もないんですか?
堀元:本当に何もないですよ。電気や水道はもちろん竹林と森しかないので、村とは言ってますけど実際は荒地を切り拓くところからです。
あのデビルメガネ・・・。
絶対、知ってて命令したな!
屯田兵でもやれってか!!
行くのちょっと不安になってきたな・・・。という般若REDの顔色を察して、
堀元:でも、今日は開拓ではなくて、場所を見ていただいて、みんなで美味しく鶏の丸焼きを食べようって会なので、安心してください。
とのお言葉が。
いや、それで安心はできないです!
そっかぁ、鳥の丸焼きかぁ!
なんて、軽く考えようとしても、「何もNothing」というキーワードだけが、
頭の中でヘビーローテショーンします。
そうこうしているうちに周りはどんどんのどかな田園風景に変わっていきます。
そして「ここです」と降りた先は!
どこが村?
村と森の境界線は?
まさに「何もNothing」。
人類の叡智は、ほんとに何もありません。
木、竹、草むら・・・。掛け値なしにただの山です。
いや、どうみても山奥です。
今僕が通っている道も草刈りしたり、伐採したりで作ったものらしいです。
じゃあ、その前はなんだったのよ、と突っ込みたくなるほど、獣道すらないような山奥です。
どっちかというと、DASH村よりもDASH島の方が近い気がします。
屯田兵って、本当に偉大だったんだなと、ふと思いました。
ありがとう北の大地!
で、ここで鶏の丸焼きを作ろうとのことですが、焼くためのかまどみたいなものも当然ありません。
まず焼くための準備として、モンスターハンターよろしく肉焼きセットを作るところからスタートです。
いや、ちょっと待て、よく考えたら、モンスターハンターでも肉焼きセットは作りません、あれは店で売っているアイテムでした。
“OK、落ち着こう、大丈夫です、サバイバルには多少の自信がある。大丈夫だ。大丈夫だ”
などと、マインドコントロールしないと、精神が安定しません。
ということで、竹を伐採して、
いい感じに切って・・・、
ところで、般若WHITEは、最近上京してきて、デビルメガネに頻繁に結婚しないと減俸すると脅されている可哀想なロンリネスです。
なんだか横溝正史シリーズに出てきそうですが、意外とそこそこいい奴です。
組み立てて
完成!
般若REDは棟梁ではないので、TOKIOの山口君のような美しい出来ではありませんが、とりあえず良しとしましょう。
天気がいいとはいえ、この冬の最中にこんなに汗をかくことになるとは思いませんでしたし、車の中で軽く考えていた自分をぶっ飛ばしたくもなりましたが、これもうまい鶏を食べるための前振りだと思えば、心地いいものです、などとマインドコントロールが上手くいっている証拠です。
いよいよ僕もハッピーなサイエンスに出家する時が来たのかもしれません。
ただお昼ご飯の準備をしているだけなのに、すでに開拓している感が半端ないです。
そして、鶏に竹串を刺します。
竹串・・・??
これ、RPGとかのランサーの初期装備の竹槍ってやつです。
明智さんとこのMITSUHIDEくんがやられたと噂の、農民御用達の竹製グングニルです。
これをバードに貫通させたら、焼く!
絵面が完全に原始生活です、よゐこの黄金伝説です。
ちなみに一般的に鶏を丸焼きにするには3時間位必要らしく、外でこういうことをするときには事前にボイルして、皮目だけ焼けば食べられるようにするらしいです。
この後、参加メンバーの合言葉が「ボイルした?」になることはもはや必然といえます。
しかも、この段階で時間はすでに13時前。
当然、電気などという進化系アイテムは、「あの村」にはありません。
なので、日が暮れるということは、漆黒の闇に包まれるということに他ならないので、全員必死ではあるものの、できることは待つ以外ありません。
とはいっても、とりあえず頑張って火力を上げたり、
クルクル回したり・・・を繰り返します。
しかし、なかなか焼けないので、参加者が帰りにラーメンを食べるイメージトレーニングを始めた頃、(約2時間後)。
これ、焼けたんじゃない!?
こんがり、ふっくら焼けたんじゃない!?
出来たー!
若干、半生に見える箇所も・・・、いや大丈夫!多分大丈夫、大丈夫なはず!
レア! ミディアムレア!
ねぇ?村長?
「いけますよ!若干レアなところはありますけどウマい!」
やっぱりレアなところあるのか・・・、
まぁ、ラーメンよりはいいか。
食べましょう!
最終的に3羽の鶏を焼いたのですが、結局いい感じに焼けたのは、ホイルをかぶせて蒸し焼き風にしたものと、フライパンを使ったものという順番で、モンスターハンターみたいにそのままクルクル回して焼いたものは3時間使っても右肩の部分しかしっかりとは焼けませんでした。
調理器具の偉大さを思い知りました。
帰りにフライパン買って帰ろう。
そんなこんなで、本日のまとめです。
・TOKIOはマジですごい、特に山口君。
・鶏の丸焼きを作るときは、「ボイルした?」が合言葉。
・していなくても、マインドコントロール次第で、右肩だけなら食べられる。
・村づくりというか開拓作業は思った以上に楽しい。
特に最後なんですが、その場のひらめきと思い付きで必要なものを作ってそれが実際に食事に結びつくというのは、なんでしょう、すごくクリエイティブな感じがしました。
クリエイティブは山の中にもあるということは、いい発見になったなと思います。
とりあえず次は常駐できるように小屋を作らないと、と話していた村長さんですが、他にもやってみたいことはたくさんあるようで、村民になる人たちも運営にかかわる人もまだまだ募集しているとのこと。
週末に東京から2時間で行ける村づくりとかどうでしょうか?
普通の農業体験やDIYワークショップにはない開拓体験が出来るかもしれませんよ?
お問い合わせ等は「あの村」HP(https://anomura.jp/)へどうぞ!